顧問税理士の料金相場知らないの？単発との比較を大公開
税理士報酬ってどのくらい？結局顧問税理士と単発の税理士ってどっちがいいの？そんな疑問を解決するために今回はセンセイに基本的な料金相場や顧問、単発のメリットデメリットを教えてもらいました！
アオイ
大手商社の受付として5年勤めたが、個人としての経験を積んでみたいと、3ヶ月前にフリーライターとして開業。大学の先輩にあたるタクヤに相談を持ちかけ、個人として必要なことを日々勉強中。
タクヤ
父の会社に勤めていたが、3年前に個人としてスタートし、1年前に法人化を果たした。経理に関する知識は一通り身についているが、まだまだ細かいことが分からないのでセンセイにお世話になっている。
センセイ
品川区にある会計事務所スタートラインで活躍する会計のエキスパート。またタクヤの顧問税理士でもある。今回はアオイとタクヤのために人肌脱ぐことになり、正確かつ迅速に受け答えを展開していく。
そんな顔してどうしたの？
いや、顧問税理士を雇おうか迷ってるんだけど、顧問税理士って報酬が高いのかなあとか、でも頼んだ方が経理は安心だなあとか考えてたら止まらなくなっちゃって・・・
確かに「税理士報酬で損をしたくない」と思われる方がほとんどですよね。
そりゃそうだよね。
だから税理士報酬はどれくらいの金額が適正なのかとか、個人事業主と法人でも金額は異なるし、単発か顧問かでも価格は変わってくるなとか考えると悩んじゃって・・・
そうですね。
では今回は、税務業務を税理士に手伝ってもらいたい個人事業主や法人のために、税理士報酬の料金相場や顧問税理士のメリット、デメリットをわかりやすくご紹介しますね！
ありがとう！
３分もあれば目を通せる内容なので、よろしければ是非最後まで読んでくださいね！
個人事業主と法人の税理士報酬の違い
下記の表は税理士に申告や記帳代行、顧問を依頼した際に、個人事業主と法人でどの程度税理士報酬が異なるのかをまとめたものになります。よろしければご活用ください。
| 個人事業主 | 法人 | |||||
| 申告代行 （年額） | 記帳代行（月額） | 顧問相場（月額） | 申告代行（年額） | 記帳代行（月額） | 顧問相場（月額） | |
| 500万円未満 | 68,000 | 5,500 | 11,500 | 107,000 | 7,000 | 15,000 |
| 500万円以上～1000万円未満 | 68,000 | 5,500 | 11,500 | 107,000 | 7,000 | 15,000 |
| 1000万円以上～3000万円未満 | 93,000 | 6,000 | 16,000 | 129,000 | 8,000 | 19,000 |
| 3000万円以上～5000万円未満 | 118,000 | 7,500 | 20,500 | 150,000 | 11,000 | 23,000 |
| 5000万円以上～1億円以上 | 147,500 | 11,500 | 26,500 | 173,000 | 14,000 | 29,000 |
| 1億円以上～5億円未満 | 応相談 | 応相談 | 応相談 | 210,000 | 20,000 | 40,000 |
| 5億円以上～10億円未満 | 応相談 | 応相談 | 応相談 | 235,000 | 26,000 | 50,000 |
※個人事業主は青色申告を想定しています。
【補足】
税理士に顧問を依頼した際は、税理士と顧問契約を結ぶことになります。
そして、顧問契約を結んだ後の税理士の業務内容は、以下３点を想定しています。
・税務代理業務（相談、書類作成含む）
・コンサルティング業務
・その他（金融機関折衝等）
単発と顧問税理士の報酬の違い
以下の表は、個人事業主と法人のそれぞれで、単発で税理士に決算の依頼をした場合と顧問税理士に決算を依頼した場合の報酬の違いをまとめたものです。
| 個人事業主 | 法人 | |||
| 単発 （確定申告） | 顧問契約 （確定申告） | 単発 （決算） | 顧問契約 （決算） | |
| 500万円未満 | 50,000 | 68,000 | 応相談 | 107,000 |
| 500万円以上～1000万円未満 | 70,000 | 68,000 | 150,000 | 107,000 |
| 1000万円以上～3000万円未満 | 100,000 | 93,000 | 180,000 | 129,000 |
| 3000万円以上～5000万円未満 | 150,000 | 118,000 | 220,000 | 150,000 |
| 5000万円以上～1億円以上 | 応相談 | 147,500 | 250,000 | 173,000 |
| 1億円以上～5億円未満 | 応相談 | 応相談 | 応相談 | 210,000 |
| 5億円以上～10億円未満 | 応相談 | 応相談 | 応相談 | 235,000 |
個人事業主は青色申告を想定しています。
いかがですか？以上が報酬額の違いについての説明になります！
なんとなくわかったよ。
ていうかまず、単発と顧問って業務内容は何が違うの？
では、単発と顧問の業務の違いや、メリットデメリットを一気にご紹介します！
単発と顧問の業務の違い
税理士の業務は「税務代理、税務書類作成、税務相談」の３つです。
税理士に単発で業務の依頼をする場合も、顧問契約を結び顧問税理士として業務を依頼する場合も、この業務自体に違いはありません。
しかし、単発と顧問契約のそれぞれには明確なメリット、デメリットがあります、
それでは、それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。
はあ・・・