起業している皆さんは、どこでお仕事をしていますか?自宅の方もいれば、テナントを借りて仕事をなさっている人もいると思います。今回はセンセイに近年話題のコワーキングスペースや、レンタルオフィスなど、様々なオフィス形態について解説していただきます!
アオイ
大手商社の受付として5年勤めたが、個人としての経験を積んでみたいと、3ヶ月前にフリーライターとして開業。大学の先輩にあたるタクヤに相談を持ちかけ、個人として必要なことを日々勉強中。
タクヤ
父の会社に勤めていたが、3年前に個人としてスタートし、1年前に法人化を果たした。経理に関する知識は一通り身についているが、まだまだ細かいことが分からないのでセンセイにお世話になっている。
センセイ
品川区にある会計事務所スタートラインで活躍する会計のエキスパート。またタクヤの顧問税理士でもある。今回はアオイとタクヤのために人肌脱ぐことになり、正確かつ迅速に受け答えを展開していく。
僕は普通にオフィスを借りてる!
私は今は自宅で仕事してるな、でも自宅だと集中できなくて全然仕事が進まない時もあるから場所を借りようか迷ってるんだよね。
最近はオフィスにも様々な形態がありますから、自分に最もあうものを選ぶのが一番ですよね。
そうだね。最近はコワーキングスペースができたんだよね
はい。近年は働き方もずいぶん変わってきたので、その多様化に伴って生まれたものなんだそうです。
そうなんだ!色々なオフィスの形態についてもっと知りたいな。
そう言うと思って今回は、オフィスの形態とそのメリットデメリットについてたくさん解説していこうと思います!
嬉しい!ありがとう〜
というわけで今回は、経営者やフリーランスなど働き方を自分で決められる立場にあるあなたにとって、適切な働き方ができる様々なオフィスの形式を紹介します。
お金のかからない自宅オフィスから、住所だけを提供するバーチャルオフィスまで、メリットデメリットを紹介していくので、お眼鏡にかなったオフィスがあれば契約してみてはいかがでしょうか?
Contents
自宅オフィスとは、自宅を仕事のオフィスとして利用する形態です。
価格帯は、自分の住んでいる部屋の1室を利用するのでもちろん無料で、利用者のほとんどが、個人事業主もしくはフリーランスです。
自宅オフィスを利用するメリットは、以下の通りです。
自宅オフィスを利用するメリットは、金銭がかからないことです。
これから紹介する他のオフィスは、当たり前ですが利用する対価として料金を支払わなければなりません。
しかし自宅オフィスは、無料のため料金について考える必要はあいrません。また、食事を自宅で撮ることができるので、食事代を節約することができます。
自宅オフィスを利用するメリットは、周りの環境に左右されないことです。
作業スペースとしてコワーキングスペースを借りる場合、自分1人で全てのオフィスを独占できるわけではありません。
したがって、オフィスや時間によっては多少の雑音が周りにあります。
しかし、自宅オフィスは周りの環境によって左右されないので、集中して作業に没頭することができます。
自宅オフィスを利用するデメリットは、以下の通りです。
自宅オフィスを利用するデメリットは、作業そっちのけでサボってしまうことです。
家にはテレビやパソコンなどあなたを誘惑するおもちゃがたくさん落ちています。もし、その誘惑に耐え切ったとして、家族がいる人はさらに家族の誰かから妨害を受けることになるでしょう。
カリフォルニア大学の研究によると、一度集中した状況を遮られると回復するのに23分の時間を要するそうですよ。
それだけ人間が集中するのにはエネルギーを消費しているわけですね。
自宅オフィスを利用するデメリットは、仕事の設備を全て自費で揃えなければなりません。
パソコンはもちろんのことプリンターや仕事用机など全て用意するにはお金がかかります。
副業機などの事務用品を使いたい場合は、コワーキングスペースと併用して作業するのはいいかもしれませんが、慣れないオフィスでは作業効率が落ちる心配があります。
バーチャルオフィスとは、事業上の住所を貸し出ししてくれるサービスです。
注意点は、「実際にオフィスを提供してくれるわけではない」ことで、価格帯は安いところだと5,000円もあれば利用できます。
利用者は、法人登記を「それなりの場所でしたい」と考えているベンチャー企業が多くを占めています。
バーチャルオフィスのメリットは、以下の通りです。
バーチャルオフィスを利用するメリットは、相手に与える印象がいいことです。
バーチャルオフィスにもよりますが、多くのバーチャルオフィスが一等地の住所を提供しています。したがって、相手に与える印象はすこぶる良くなります。
しかし、打ち合わせの際にバーチャルオフィスによっては会議室を貸し出していなかったりするので注意が必要です。
バーチャルオフィスを利用するメリットは、土地の調査をする必要がないことです。
事業で利用する土地の評判を気にするのは経営者としては当たり前でしょう。
なぜなら土地の悪評によっては「近づきたくない」というクライアントがいてもおかしくないからです。
しかし、バーチャルオフィスの提供する土地は、悪評が立たないような土地を選んでいるため余計な心配をする必要がありません。
バーチャルオフィスを利用するデメリットは、以下の通りです。
バーチャルオフィスを利用するデメリットは、郵便物の転送や電話の転送です。
一見するとメリットですが、郵便物に関しては親展郵便や食料品は受け取ってもらえませんし、電話の転送を行なっていないバーチャルオフィスもあります。したがって、事前に利用するサービスについて分かっている場合は、問い合わせをしましょう。
バーチャルオフィスを利用するデメリットは、個別スペースを必要とする業種では利用できないことです。
個別スペースを必要とする業種は、特定の士業や不動産仲介業などが当たります。
このように業種によってはバーチャルオフィスで登記ができないので、これから実施するビジネスがバーチャルオフィスを利用できるかどうか、事前に専門家へ確認しておきましょう。
次はレンタルオフィスとコワーキングスペースについてです!次ページをご覧ください。
ところで、みなさんはどんなオフィスでお仕事をしていますか?